植物と共にある生活って、とても素敵ですよね。
インテリアの装飾としてお部屋の片隅に観葉植物を置いてみたり
お家のお庭を美しいお花でいっぱいにして視覚的に楽しんでみたり
なんとなくサボテンがそこにあるだけで気持ちが安らいだり
ハーブのいい香りを楽しんでリラックスしてみたり・・・♥
このように私たちの日々の暮らしに溶け込み、愛され、必要とされている植物ですが
今回は苗を購入して植物を育てるのではなく種から育てるという事に焦点を当てて記事を書きました。
種から育てるとなると、どうしても「難しそう」というイメージを持たれて避けられる方も多いようです。
確かに種から育てるよりも、ある程度育った苗を購入して育てるほうが簡単です。
それでも、種から植物を育てる事にもチャレンジしてみませんか?
植物の栽培に慣れていないと、いざ植物を育てようと思った時に
- どんな土を選べば良いのか?
- 鉢はどのくらいの大きさのものを用意すればいいのか?
- そもそもどの時期に種まきをすればいいのか?
- 必要な道具は何か?
といったように戸惑ってしまうと思います。
そんな不安でいっぱいの初心者の方は栽培キットを利用してみましょう。
栽培キットを使えばほとんど何も用意せずともお手軽に植物を育てる事ができるので
初心者の方や、とにかく楽に手っ取り早く植物を育ててみたい方におすすめです!!
この記事では私が実際に使用している栽培キットECOT(エコット)をご紹介しています。
どの栽培キットを購入しようか迷っておられる方は是非参考にしてみてくださいね♬
栽培キットとはどんなもの?
植物を栽培する際に必要なものがセットになって販売されている商品を栽培キットといいます。
あらかじめ必要な量の土や種、ポット(容器)が用意されているので
ご自身で土や種、植木鉢等を買い揃える必要がありません。
(もちろん説明書も同梱されていますのでご安心ください。)
栽培キットに含まれているポットの大きさも商品によって異なり、
小さいものだと卵1個分程度の大きさのものもあるので
植物を育てるスペースをあまり確保できないという方にもおすすめです。
ポットのデザインや素材のバリエーションがとても豊富で、キャラクターが描かれているポットや
石・木材を使用したポット、環境に配慮したエコ素材を用いたポット等もあります。
今回ご紹介しているECOT(エコット)はまさにエコ素材のポットを使用している栽培キットです!!
栽培セットの使い方はとても簡単なので、お子さんと一緒に楽しく栽培を始める事もできるというのもポイント♥
また、水栽培用キットも販売されているので水やりで失敗しがちな方にも是非一度試してみてほしいです。
栽培キットとは・・・
- 栽培キットには植物の栽培を始める際に必要なものが必要な分だけ用意されている
- 植物の栽培経験が無い初心者の方にぴったり
- 植物の栽培スペースをあまり確保できない方にもおすすめ
- ポット(容器)のデザインや素材のバリエーションが豊富
- 環境に配慮したエコ素材を用いた栽培キットも販売されている
- 使い方はとても簡単なのでお子さんと一緒に栽培を始める事もできる
- 小学生のお子さんなら夏休みの自由研究の題材にするのもOK
- 大切な方へのちょっとした贈り物にも喜ばれる
- 水栽培用キットも販売されている
栽培キットで育てる事ができる主な植物
栽培キットを使って育てる事ができる植物の種類は主に下記のものです。
※これが全てではないと思いますが、実際に栽培キットで育てられる植物として販売されていたものをまとめました。
野菜
- ミニトマト
- ラディッシュ
- レタス
- ベビーリーフ
- 青ネギ
- ミニ大根
- サラダホウレンソウ
- ミニキャロット
- ミニチンゲンサイ
- 枝豆
- トウモロコシ
- レインボーコーン
- ゴボウ
ハーブ(西洋ハーブ・東洋ハーブ)
- バジル
- ミント
- ルッコラ
- クレソン
- レモンバーム
- カモミール
- ラベンダー
- イタリアンパセリ
- パクチー
- シソ
- ミツバ
- トウガラシ
サボテン
- サボテン(各種)
お花
- クローバー(四つ葉のクローバー)
- ミニヒマワリ
- カーネーション
- ミニバラ
- サクラ草
- ビオラ
果物
- ストロベリー
盆栽
- もみじ
- 桜
- 黒松
苔
- スナゴケ
栽培キットではあまり多くの植物を栽培できないようなイメージを持たれているかもしれませんが、
このように様々な種類の植物の栽培にも対応しています!!
栽培キット【ECOT(エコット)】のご紹介
栽培キットは様々なものが販売されていますが、
なかでも今回は私が実際に使用している栽培キットECOT(エコット)についてご紹介します♬
ECOT(エコット)は環境にやさしいエコな栽培キット
ECOTは、古紙100%を使用した地球環境にやさしい国産リサイクルポットを用いて
ミニ野菜やハーブを育てる事ができる栽培キットです。
再生紙を使用しているエコポットで、
使用後は土に埋めておくと年月をかけて生分解するので土に還ります。
ECOTで育てる事ができる植物
育てる植物によりECOTではポットの大きさが異なっており
Sサイズ、Mサイズ、Lサイズと3種類あるのでご注意ください。
※下記でご紹介しているラディッシュのポットはMサイズです。
- ラディッシュ
- ミニトマト
- バジル
- クレソン
- パクチー
- ハバネロ
- イタリアンパセリ
- ミント
- ラベンダー
- レモンバーム
- ワイルドストロベリー
- ルッコラ
- サラダホウレンソウ
- ミニニンジン
- レタス
- 青ジソ
ECOTでラディッシュの種をまいてみた – ECOTの使用方法
ECOTでラディッシュを育ててみたので、その時の作業の流れを振り返りながらECOTの使用方法をご説明します。
作業に取り掛かる前に栽培キットの中身を全て取り出して
必ず付属品が全て揃っているか確認してください。
≪付属品(ラディッシュの場合)≫
- エコポット(Mサイズ)
- ラディッシュの種
- ポットの底に敷く紙
- 土
- 説明書
まずポット(容器)の底に、キットに付属していた紙を敷きます。
ポットの底には水はけ用の穴が空いているのですが、
その穴から土が漏れ出すのを防ぐ為にこの紙をポットの底に敷きます。
※植木鉢ではこの紙の代わりになる鉢底石と呼ばれる石や鉢底ネットを入れます。
土漏れを防ぐだけでなく、鉢底からナメクジなどの害虫の侵入を防ぐ役割も担っています。
次にポットの中に土を入れます。
軽くてとても乾燥した土なので勢いよく入れると周囲に飛び散る可能性があります。
慌てずにゆっくり入れて下さい。
土を入れたら少し土の表面を平らにならして霧吹きでそっと水をかけていきます。
土がかなり乾燥している為、そのままでは水分をはじいてしまうので
土全体が水分を含んで湿った状態になるように
割りばし等でかき混ぜながら霧吹きをかけると良いでしょう。
土が全体的に湿った状態になるようかき混ぜ終わったら再度表面を平らにならして
いよいよ種をまいていきます!!
土の表面に指で穴を掘り、その中に種をまいていきます。
指の第一関節くらいの深さの穴を4つ掘り1つの穴の中に3つずつラディッシュの種をまきます。
※深すぎる穴を掘る必要はありませんのでご注意ください。
あまり深く掘ってしまうと芽が出ない可能性があります。
種をまいたら軽く土を被せます。
その後、もう一度霧吹きでやさしく水をかけてあげましょう。
発芽までの間は土の表面が常に湿っている状態を保ち乾燥させないようにしましょう。
数日もすれば・・・ぴょこぴょこと芽が出てきますよ♥
栽培キットの置き場所
発芽までは半日陰に置きましょう。
発芽後は陽の光が良く当たり、なおかつ適切な温度を保つ事ができる風通しの良い場所に置いて育ててください。
発芽後に陽の光が不足していると徒長の原因になるのでご注意ください。
※徒長とは、茎が細く葉の間隔が長く間伸びした状態をいい、徒長すると病気や害虫に対する抵抗力が低下します。
また、一度徒長すると元の状態に戻す事は難しくなります。
まとめ
栽培キットを利用すれば、こんなに簡単に植物を種から育てる事ができますよ♬
苦手意識を持っていて今まで避けてこられた方も
栽培キットを使って植物を種から育てる事にチャレンジしてみましょう!!
土の表面に小さな芽がぴょこっと出た時の感動を味わってみてほしいです♥
Column 四つ葉のクローバーの栽培キットについて
今回栽培キットについて調べていると、四つ葉のクローバーを育てる事ができる栽培キットもありました。
通常三つ葉のクローバー(シロツメクサ)の変異体である四つ葉のクローバーの発生はやや希少で、
偶然にも見つける事ができた者には幸運が訪れるといわれているのは有名なお話です♪
そしてきっと誰もが一度は幼い頃に四つ葉のクローバーを探した経験があるのではないでしょうか?
私自身、幼い頃に祖母と2人で四つ葉のクローバーを探した事を思い出して、とても懐かしい気持ちになりました。
そして小学生の頃、自由研究で四つ葉のクローバーの発生についての課題に取り組んでいた事も思い出しました。
四つ葉のクローバーの発生要因は、遺伝子の突然変異によるものであると研究されており
園芸店では実際に、非常に高確率で四つ葉のクローバーになる(突然変異が起こりやすい)品種が販売されています。
おそらく栽培キットも同様の品種であると予測できます。
いずれも注意すべき点は、確実に四つ葉のクローバーが発生するというわけではなく
あくまでも四つ葉のクローバーの発生確率が高い品種であるという事です。
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