長くお花を楽しむことができるドライフラワーは
生花では感じる事ができない独特な雰囲気や味わいで多くの人を魅了しています。
秋~冬は空気がとても乾燥しやすいので、ドライフラワーを扱うには最適の時期ですよ♪
ドライフラワーはハロウィン仕様のインテリアコーディネートにもよく合うので
カボチャやろうそく等のハロウィングッズと一緒にインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか?♥
ドライフラワーは特に女性に好まれている印象が強いのですが
実際には女性だけでなく男性からも人気が高く、インテリアに取り入れている方も意外と多いようです。
材料調達の容易さや手作りの際の扱いやすさから
数年前からマルシェ等ハンドメイド雑貨の市場でもハーバリウムやリース、ボタニカルキャンドル等の
ドライフラワーを用いた商品が数多く取り扱われていますが
ドライフラワーの人気は年々より一層高まってきているように感じます。
17世紀以降、ヨーロッパ北部でドライフラワーの文化が広まり始めてから
世界中の人々に愛され続けているドライフラワーですが
まだまだ馴染みのない方や故意に避けられている方もいらっしゃるかと思います。
人気が高まってきているとはいえドライフラワーを受け入れられない方も多くいらっしゃるのは事実。
そんな方にも少しでもドライフラワーの良さを知ってほしいという思いも込めつつこの記事を書いてみました。
ドライフラワーならではの魅力をお伝えするとともに
ドライフラワーを実際に選んで、束ねて、自宅に飾ることができる
名古屋にあるおすすめのドライフラワー専門店その灯ぐらし猫洞店をご紹介していますので
- 自分だけのオリジナルのドライフラワーのスワッグを作りたい方
- インテリアに合うドライフラワーの組み合わせについて相談してみたい方
- 種類豊富なドライフラワーを取り扱っている専門店を探している方
- ドライフラワーを用いたワークショップに参加してみたい方
- お花が大好きな恋人とのデートにぴったりのおしゃれなお店を探している方
もちろん上記以外の方も是非一度訪れてみてくださいね♬
ドライフラワーで埋め尽くされ、作りこまれた独特の美しい世界観に圧倒されますよ!!
ドライフラワーとは何か?
観賞(装飾等)を目的として自然の草花や葉、茎、果実等を乾燥させたものをドライフラワーといいます。
17世紀以降にヨーロッパ北部で食料や薬草等の貯蔵と同様に
冬場の室内を彩る装飾の為に、暖かい時期に開花した花を摘み取り乾燥させて貯蔵していた事が
ドライフラワーの歴史として残されています。
草花の乾燥方法について
- 自然に乾燥させる
- 生花を花瓶に飾りながらドライフラワーをつくる(ドライインウォーター法)
- 山で乾燥したものを採集する
- 乾燥材(シリカゲル)を用いて脱水乾燥させる
- 高熱を用いて瞬間的に乾燥させる
以上のような方法が挙げられますが、観賞用としては自然乾燥による方法が一般的で
直射日光の当たらない風通しの良い湿度の低い場所で逆さにつるしてドライフラワーを作ります。
これをハンギング法といい定番のドライフラワーの作り方です。
特別な薬品を使用しなくても、この方法でドライフラワーを作る事ができます。
※逆さに吊るす際には一輪もしくは少量の束にしてつるしてください。
束ねる量が多いとカビが発生する可能性があります。
草花を摘み取る時間帯は朝や夕方にして日中は避けましょう。
また、生花店で購入したものをドライフラワーにする場合は、しっかりと水揚げされているものを選んでください。
ドライフラワーの保存期間について
草花の種類や保存環境によってその時期は異なりますが、
ドライフラワーが綺麗な状態を保つ事ができる期間は約1年程です。
※保存環境によっては数ヶ月しかもたない場合もあります。
後述しますが、より長くドライフラワーを楽しむ為にも直射日光や湿度管理には十分にご注意ください。
生花より長くお花を楽しむ事ができるとはいえ
ドライフラワーにした時から徐々に色褪せていき、最後には散ってしまいます。
花が散り落ち始め、ボロボロになってしまうその時までの過程を目で見て楽しむ事ができるというのが
ドライフラワーならではの魅力なのだと思います。
ドライフラワーに関する3点の注意事項
ドライフラワーを取り扱うにあたって、これだけは注意していただきたいという内容をまとめました。
気持ち良くドライフラワーを楽しんでいただくためにも知っておいてほしい事があります。
(1) ドライフラワーは直射日光の当たらない湿度の低い場所に飾りましょう
ドライフラワーの保存期間について先述しましたが、少しでも長くドライフラワーを楽しむ為にも
湿度が低く風通しの良い、直射日光の当たらない場所に飾るという事を必ず守ってください。
この条件を満たしていないとカビや虫が発生する原因にもなってしまうのでご注意ください。
ドライフラワーを飾る場所によって保存期間は大幅に変わります。
実際に私の自宅に飾っているドライフラワーは2年近く形も崩れず良い状態を保っていますよ!!
もちろん色褪せているものもありますが逆にそれが良い味を出しています♥
その色褪せた状態こそが、生花とはまた違った儚さや美しさを表現しているのです。
(2) 果実類のドライ(観賞用ドライフルーツ)は特にカビや虫の発生に要注意
糖分を多く含む果実類のドライ(観賞用ドライフルーツ)は
ご自身でフレッシュなものからドライにされるのはもちろん、
お店でドライになっているものを購入された場合にも保管状態には特に注意していただきたいです。
私は以前にオレンジの観賞用ドライフルーツ(スライスではない丸ごと1個のオレンジ)を
お店で購入しましたが、夏場になるとそこから虫が大量に発生したので慌てて処分した経験があります・・・。
表面はドライの状態ではあったものの糖分を多く含んだ粘度の高い果汁が内部から染みだしていました。
その甘い汁に虫が引き寄せられて繁殖したのだと思います。
夏場もずっとクーラーをつけていたにも関わらず虫が発生してしまったので、
衛生面でも果実類の観賞用ドライフルーツは正直あまりおすすめしません。
(3) 贈り物としてドライフラワーを選ぶ際には特に要注意!!
大切な方へのプレゼントにお花のギフトを選ぶ際には
トラブル回避の為にも気を付けなければならない点がいくつかありますが、
なかでもドライフラワーを贈り物として選ぶ際には特に注意が必要です。
その理由は、ドライフラワー自体に「枯れたお花」「死に近いもの」という負のイメージを持っておられる方も多く
風水では、ドライフラワーは「運気を下げるもの」だともいわれているからです。
人それぞれの捉え方の違いではありますが「喜ばれないプレゼント」になってしまう可能性があるので
プレゼントを贈りたい相手の方の好みが把握できていない場合は
ドライフラワーを贈り物としての選択肢に入れることは避けたほうが無難です。
ドライフラワーが好きな方に贈るのであれば、もちろんとても喜ばれる素晴らしい贈り物になるでしょう♥
今、ウェディングでもドライフラワーのブーケが大人気♥
ドライフラワーは生花よりも圧倒的に長い期間美しく咲いた状態を保ち続ける事ができる為、
欧米ではドライフラワーを「永遠に咲き続ける花」だと捉えられており
「永遠の愛」を意味する縁起の良いものだといわれています。
私たち夫婦はハワイでウェディングフォトの撮影をしたのですが、
通常人気の色鮮やかなフレッシュな生花を用いた華々しいウェディングブーケではなく
少し色褪せたドライフラワーをふんだんに使用したウェディングブーケの制作を依頼して撮影に臨みました。
永遠の愛を意味するドライフラワーのウェディングブーケだなんて
とってもロマンチックで素敵だと思いませんか?♥
素材そのものの持ち味を活かしたドライフラワーのブーケなら
私たちのウェディングフォトのイメージである落ち着いた雰囲気に
より深みを出す事ができると確信していました。
くすみがかったトーンのドライフラワーが生み出すレトロシックな味わいは
生花やアーティフィシャルフラワー、プリザーブドフラワーでは作り出せない特別なものです。
私たち夫婦のようにウェディングブーケとして、生花ではなく
ドライフラワーを選ばれる新郎新婦は近年増えているようですよ♥
結婚式が終わってからも長く自宅に飾る事ができるので
ドライフラワーのウェディングブーケや花冠の人気が高まってきているようです♬
名古屋のドライフラワー専門店「その灯ぐらし猫洞店」のご紹介
愛知県名古屋市千種区猫洞通にあるドライフラワー専門店その灯ぐらし猫洞店は
ドライフラワーに興味を持っておられる方なら一度は訪れてみるべきお店です!!
まるで森の中にたたずむ小さな隠れ家のようなおしゃれで可愛らしいお店ですよ♪
ドライフラワーの魅力を最大限に活かしたこのお店のインテリアの内装には
憧れる方もきっと多いのではないかと思います。
この記事の冒頭でも述べたように
- 自分だけのオリジナルのドライフラワーのスワッグを作りたい方
- 自宅のインテリアに合うようなドライフラワーの組み合わせについて相談してみたい方
- 種類豊富なドライフラワーを取り扱っている専門店を探している方
- ドライフラワーを用いたワークショップに参加してみたい方
- お花が大好きな恋人とのデートにぴったりのおしゃれなお店を探している方
それ以外の方も是非一度訪れてみてください♥
アンティークなエントランスをぬけると、天井からつるされた大量のドライフラワーが目の前に現れます。
その美しさに思わず立ち止まって見とれてしまいますよ♥
お花の甘い香りもふわっと香ってきます♪
このお店を訪れているほとんどの方がスマホのカメラを天井に向けていました。
ショップと工房が一体となっているその灯ぐらし猫洞店では
店内でお花を吊るして乾燥させて商品であるドライフラワーを作っておられるようです。
商品であるドライフラワーをただ並べるのではなく飾って魅せる事で独特の世界観を演出されていました。
天井だけでなく店内のあちこちにドライフラワーがたくさん飾られていますので
もっともっとお店の奥へ進んでみたいという衝動をぐっと抑えて
慌てずにゆっくりと店内を見渡してみてくださいね!!笑
※どこで写真を撮っても映えるような素敵な店内なので立ち止まってたくさん写真を撮りたくなると思いますが
他のお客様のご迷惑にならないように注意してください。
このお店では一本からドライフラワーを購入できるので
大量に買わなくてはいけないのでは?と身構える必要はありません。
お好きなドライフラワーを何本も選んで束ねて花束やスワッグ(ドイツ語で壁飾り)を作る事もできます。
予算やイメージ、好みを店員の方に伝えると一緒にお花を選んでもらえるので
初めてドライフラワーを購入する方でも安心ですね。
もちろん一つ一つのお花の名前や価格もきちんと説明していただけますよ!!
店員の方に声をかければ天井からつるされているドライフラワーも取ってもらえるので
気になるお花があれば手に取って状態を確認する事ができます。
店内奥に進むと、森の中の小さな隠れ家のような空間が広がっています。
ドライフラワーはこうしたレトロな雰囲気のインテリアとの相性が抜群に良いですね!!
木材のテーブルや壁、温かみのあるライトに遊び心のある数々のオブジェ。
物静かな空間に「カチコチ・・・」と古い時計の秒針が時を刻む音が響いています。
こんなにも作り込んだノスタルジックな世界観を、ご自宅で完璧に再現しようとすると
かなり難易度が高いとは思いますが、少しずつなら取り入れられる部分(見せ方のテクニック)もあると思うので
店内をじっくりと眺めてご自宅のインテリアに活かしてみてくださいね♬
「こんな空間で生活したい。いっそもうこのお店に住みつきたい!!(迷惑)」と何度思ったことでしょう・・・(笑)
緑に囲まれた森の中の小さな隠れ家。
ドライフラワーをたっぷりと飾った温かみのあるお部屋で、
アンティークのテーブルと椅子に腰かけてのんびりとティータイム。
こんな静かな暮らし、本当に憧れます。
鹿の角や木の枝等、自然のものを活かしたナチュラルなディスプレイが心をくすぐります。
誰かがドライフラワーの花びらをガラスレンズで覗き込んでいたようですよ。
この隠れ家に住んでいる住人は、植物の研究をしているのでしょうか?
イマジネーションを刺激する物の置き方に注目です♪
2階へと続く階段を上ると、店内が一望できる小さなカフェスペースがあります。
もちろん普通のカフェのような内装ではなく、隠れ家の2階のお部屋のような印象の空間です。
ブリキのオブジェや何かの動物の歯が並べられているテーブルの上に
カフェメニューの一覧表が置かれていましたよ♪
ここでコーヒーやミルク、ココアを飲んだり
クッキーやブラウニーを味わいながらゆっくりと休憩できます♥
クッキーやブラウニー等のお菓子は1階でも販売されているのでテイクアウトも可能です。
お店の1階の入り口付近では、ドライフラワーの花束も販売されていました。
使用されているお花の種類や大きさ、彩りや形状のバランスが絶妙に整えられていて
まさにドライフラワー専門店ならではの花束といった印象でした♬
誰かにあげるわけでなくとも、自宅に飾って自分だけで楽しむのも素敵ですよ。
まるで大切な人へのプレゼント用に花束を購入するように、自分用の花束を買います♪
自分自身も大切な存在ですから、何も恥ずかしく思う必要はありません。
私は、頑張っている自分へのご褒美に購入しています。
花束を自分自身へプレゼントするなんて、本当に、とーっても贅沢なご褒美ですよね♥
ワークショップも開催されているので、キャンドルやオイルランプ、ハーバリウムや
シャーレで作るアロマワックスサシェ、フラワーボックス等の
ドライフラワーを用いた雑貨を手作りしてみたい方は是非チェックしてみてください♪
SNSを中心に口コミが広がり、週末には満席になる程人気が高いようです。
また、お店の離れではアレンジメント教室も開催されており
こちらではブーケやリース等のやや上級向けのアレンジメントを少人数制で学ぶ事ができます。
(ワークショップもアレンジメント教室も完全予約制)
自分だけのオリジナルのドライフラワー雑貨を作ってみましょう♥
初めての方におすすめのワークショップは「ドライフラワーのオイルランプ」です!!
とても簡単かつ安全に作る事ができるので、お子さんと一緒に楽しむ事もできますよ♪
まとめ
ドライフラワーは生花のように水を必要としない為、ただ花器に差すだけでなく
スワッグやリースとして壁に飾ってみたり、キャンドルの素材に用いたりと
お花としての楽しみ方のバリエーションが豊富です。
ドライフラワーが大好きな方はもちろん、
レトロシックな雰囲気やシャビーシックなインテリア等にも興味がある方は
名古屋のドライフラワー専門店その灯ぐらし猫洞店に是非一度訪れてみてください♬
ドライフラワーを取り扱っているお店は他にもありますが
ドライフラワーの魅力を最大限に利用して独特な世界観を表現されているのはその灯ぐらし猫洞店だけ。
インテリアとしてドライフラワーをおしゃれに飾る為のコツを学ぶ事もできますよ♥
※2019年10月初旬に新店「名前はない」がオープンします!!
そちらについても今後記事を書く予定ですのでお楽しみに♪
その灯ぐらし猫洞店の詳細情報
その灯ぐらし猫洞店
住所:愛知県名古屋市千種区猫洞通3-8猫洞センタービル1F
TEL:052-898-1099
営業時間:11:00~19:00
休業日:定休日無し/無休(年末年始を除く)
駐車場:無し(付近に有料駐車場有り)
最寄り駅:地下鉄東山線「本山駅」より徒歩約10分
HP:https://sonohigurashicandle.wixsite.com/dryflower
Twitter:https://twitter.com/sonohigurashic1
Facebook:https://www.facebook.com/sonohigurashidryflower/
ワークショップのご予約:https://sonohigurashicandle.wixsite.com/dryflower/workshop-2
アレンジメント教室のご予約:https://coubic.com/sonohigurashinekogahora
※駐車場について
専用駐車場は用意されていないので、お店のすぐ近くの三井のリパークの駐車場をご利用ください。
3,000円以上のご精算で金額に応じてサービス券がもらえます。
※その灯ぐらし猫洞店の提携駐車場は三井のリパークのみとなっていますのでご注意ください。
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